闇金でお金を借りてしまって困っている時は、自分だけ何とかしようとせずに、闇金問題の専門家に助けを求めるべきです。
闇金に関する相談を専門にしている場所もありますが、最終的には警察や弁護士に案内されることになります。
警察は十分な対応が期待できない面がありますので、弁護士に協力を依頼するのが、最も現実的な解決方法と言えるでしょう。
弁護士選びを怠ると失敗する!!
ただし、弁護士にも得意な分野と苦手な分野がありますから、闇金について得意でない人に相談してしまうと、話を聞くだけで最後まできちんと対処してくれないこともあるので、注意しなくてはなりません。
弁護士なら誰に任せても同じだと考えずに、きちんと闇金問題を解決してくれる弁護士を選ばなくてはなりません。
弁護士選びさえ正しければ闇金対応で失敗することは殆ど無い
闇金に関する問題を依頼する弁護士の条件としては、闇金に強いこと・無償でアフターフォローしてくれること・元本返済をしないという条件で交渉することが挙げられます。
闇金に強い弁護士とは、闇金問題に関する実績が豊富な弁護士です。
実績が豊富にあれば、相手がどのような手段を使ってくるのかを良く知っているので、適切な対策を取って効率的に問題を解決してくれます。
闇金に関する実績や知識に乏しい弁護士の場合は、適切な対応を短期間で行うのが難しいので問題が長期化してしまったり、満足な解決策を取れないこともあるでしょう。
ただ弁護士だというだけで、闇金問題にきちんと対応できる能力を持っているとは考えないで下さい。
また、闇金関係の実績が豊富にあると、解決までの期間や必要な費用についても大体分かりますから、当初に予定通りに問題を解決してくれるでしょう。
最初に説明以上に時間や費用が掛かったり、ズルズルと問題が長期化してしまうと、生活に支障が出ますから、闇金問題の実績が豊富な弁護士を選んで下さい。
弁護士の仕事は、相続問題・離婚・不動産・交通事故・裁判での弁護など多岐に渡りますから、これまでの実績を調べておきましょう。
最近はホームページを持っている弁護士が多いので、ホームページ内に闇金問題に扱っているか、確かめるのが一番手っ取り早い方法です。
近頃の闇金業者はインターネットやSNSなどのIT技術を積極的に活用するようになっていますので、ホームページを運営していないようでは、最新の状況に対応できない可能性があります。
問題解決の依頼をする前に闇金に関する実績を質問してみたり、大体の方針や予定などを聞いてみるのも良いでしょう。
ハッキリと答えられなかったり、具体的な内容に乏しい場合は、他の弁護士を探しましょう。
闇金対応で重要なアフターフォロー対応
そして、問題解決後のアフターフォローも重要です。
問題が解決しても、また近付いてきてお金を貸そうとするのは、闇金の常套手段です。
相手は、こちらの住まい・連絡先・勤務している会社・金銭状況などを詳しく把握していますから、しつこく誘ってくることが予想されます。
今度は、前回よりも良い条件でお金を貸すと言うこともあるでしょう。
そんな時に、既に解決した問題だから関係ないという態度を取ったり、新たに費用を請求するような弁護士では頼りになりません。
闇金問題に強い弁護士は、問題を解決してから数か月後に闇金が近付きて来ても、無償で対応するアフターフォローをしてくれるでしょう。
きちんと闇金業者の対応をしてくれて、二度と近付いて来ないようにしてくれる弁護士を選んで下さい。
依頼をする前に、もしも問題解決後に闇金業者から連絡があった時の対応についても、確かめておきましょう。
闇金には元本も一切返さない!!この姿勢の弁護士を選ぶこと
さらに、闇金から借りたお金は返済する必要がないという姿勢で、相手と交渉してくれる態度を一貫して取ってくれることです。
闇金には返済する義務はないので当たり前のことではありますが、問題解決のために相手の言い分を聞いてしまったり、逆に相手に金銭などを要求して問題をこじらせてしまう可能性もあります。
この点については、仕事を依頼する前にきちんと確認しておいて、もしも途中で方針がブレるようであれば、クレームを入れるなどの対処をしなくてはなりません。
弁護士の仕事は一般の人には分からないと、全てを任せしまうのではなく、基本的な方針などはハッキリと弁護士に使えるようにしましょう。
要望に応じたやり方で問題解決してくれないのでは、さらなる問題が発生する可能性がありますので、依頼をする方も毅然とした態度を取って下さい。
闇金に関して相談する弁護士を選ぶ時は、闇金に強いこと・無償でアフターフォローしてくれること・元本返済をしないという条件で交渉してくれることを確認しましょう。
このような条件を満たしているのであれば司法書士でも、問題解決の手助けとなりますから、司法書士に依頼することも選択肢に入れておくようにしましょう。
問題を抱えていると余裕がなくなって、兎に角警察に連絡したり弁護士に依頼すれば何とかなると思ってしまい勝ちですが、落ち着いて確かな弁護士や司法書士を探して依頼するようにして下さい。